2016年11月1日(火)
長野ホテル犀北館にて
「自然エネルギー国際市民フォーラム」を開催しました。
約100名の方にお集まりいただき、
自然エネルギーの先進国であるドイツ
北ヘッセン地域での取組を学び
後半のパネルディスカッションでは、
長野県における取組について意見交換が行われました。
長野県環境部長 関氏より開会のあいさつ
カッセル市長
ベアトラム・ヒルゲン氏
diENet所長
マルティン・7ホッペ・キルパー氏
ヴォルフハーゲンエネルギー協同組合取締役
イ―リス・デーゲンハルト・マイスター氏
パネルディスカッション
長野県からのパネリストは
飯田市 市長 牧野光朗氏
おひさま進歩エネルギー(株)代表取締役 原 亮弘氏
NPO法人上田市民エネルギー代表理事 藤川まゆみ氏
長野県 環境部長 関 昇一郎氏
コーディネーターは自然エネルギー信州ネット理事の
茅野 恒秀氏です。
このフォーラムから学んだことはたくさんありますが
最も納得したこととして、ドイツのエネルギー転換政策は
単に自然エネルギーに切り替えることではなく
中央集権から地方分権への発想の転換であること。
自分たちが暮らす「地域」に価値や創造を持ち
地域から変わり続けていくことが
ひいては国の政策に大きな影響を与えるということでした。
エネルギーの事のみならず、
地域の事は地域内で何度も話し合うことの重要性を
改めて考える機会となりました。
個々人がコミットすることで責任も高まり
自分たちで自分たちの枠組みを決めていくことにつながる。
30年も前から地域エネルギーに取り組んでいる
ドイツ北ヘッセンの実例から、
勇気とビジョンをいただくことができました。
フォーラムを終えて、ドイツからの皆さまは善光寺に。
みなさま、本当にありがとうございました。
Vielen Vielen Dank!