太陽、山、水、森、風、地熱。 自然エネルギー資源の宝庫である長野県が、 エネルギーの地産地消に向けて大きく動き始めました。
「自然エネルギー信州ネット」は、 決して一部のトップだけでモノゴトを決めないという新しいやり方で、 再生可能なエネルギーのよいアイデア、よい技術、よい実践を積み上げて、 地域住民が主体的に参加できる地域イノベーション事業を起こそうと試みています。
これは、たいへん時間がかかる試みかも知れません。ですが、持続可能な社会を築くためには、自立した強い地域がなくてはなりません。 まずは、ローカルのコミュニティでできることをしっかりやる、 そのような強い思いを持った「人」がつながれば必ず実現できると信じています。
「自然エネルギー信州ネット」の運営を担う役員も、 市民、エンジニア、企業人、研究者、行政など多彩なメンバーが揃いました。 結果がわからないところからの船出で、やるべきことが山積みですが、 誰もが参加できるオープンな組織運営を心がけて、 10年後の信州を楽しみに、一歩一歩進んで行きたいと考えています。
自然エネルギー信州ネット 会長 高木 直樹